幸せなコンソール
この記事はCPS Advent Calender 2015 22thの記事です.
25日空いてます.どうしましょ.
今日のタイトルは「幸せなコンソール」
tmuxの良さについてまとめていきます.
tmux ?
サーバで作業する時,毎回sshを使ってログインするのが面倒です.
この画面ではvimで作業して
この画面ではgit
この画面では動作結果を確認するログを見るための画面
などなど.手間ですよね.
こういう画面切り替えを一元管理してくれるのがtmux
その他にも
途中でサーバとの接続切れた時に
またsshしてホームディレクトリから作業ディレクトリに移動して...
っていう手間も省ける(画面を3つ開いていたら同じ作業を3回することになるわけです)
tmuxを使わないとこんなイメージ
用途毎に画面が増えていく...
iTermなどのエディタのタブ機能を使えばいい.
私もそう思っていましたが...
先にも述べたように,ネットワーク接続が切れると同じ作業をする.
とてもストレスなのです.
ということでiTermを使い続けていた自分もついにtmux導入に至ったわけです.
tmuxのキーバインドprefix
prefixとは?
prefixはtmuxのこの機能を使いますよーって宣言するためコマンド
デフォルトはCtrl + bを押下した後に押下したキーに割り当てられているコマンド.
vimでいうと i とか aとか : とか
emacsでいうと C-a C-x に似ている.
めったにないけれど同じサーバを複数人で作業する場合
既にtmuxが導入してあったりしてtmuxのキーバインドが変更されている場合がある.
Ctrl + bしても何も起きないよ,なんて時には
自分のホームディレクトリに .tmux.confを作成して
キーバインドを設定しておくといいと思います.
.tmux.conf
set -g prefix C-b
bind r source-file ~/.tmux.conf \; display "Reloaded!"
これでCtrl + bを押下した後に,rを押下すると
設定ファイルを再読込するという設定ができました.
設定ファイルを書き換えた後に毎回再起動しなくてすみます.
エンジニアは同じことを何度も繰り返すことが嫌いなんだろうな.
tmux起動
$ tmux
tmux new window
さらに新しい画面を作りたい場合は
Ctrl + b の後に c
ペイン(画面)一覧を表示
Ctrl + b の後に w
矢印キーまたは番号で選択してEnter
ペイン(画面)の削除
使わなくなったら Ctrl + b の後に &で 本当に削除するかを聞かれるのでyを押下して削除.
他にも画面の垂直分割,水平分割とかあるけど
ここまで来たらきっと自分で調べて進められるので終了!
以上,CPS Advent Calender 2015 22th「幸せなコンソール」でした.